ドイツのハロウィンと軽減税率

ドイツ在住者として、主にNewsPicks(以降、NP)で話題になっていたテーマについて、現地レポートをしようと思っています。人気がないようなら 今回が最初で最終回です。

今回は、日本で定着してきたらしい(?)「ハロウィン」と、消費税の「軽減税率」です。

ハロウィンとは?

以下、ハロウィンの一般的な説明をします。知っている人は 次の「ドイツのハロウィン」へ移動してください。なお、ここに書いてるのは私の認識です。間違っていても悪しからず。

ドイツでは11月1日は「諸聖人(しょせいじん)の日」、もしくは「万聖節(ばんせいせつ)」と呼ばれる日で、一部の州では祝日です。その日は いわゆる日本の「お盆」で、ドイツ人は 墓参りに行ったりします。

その前夜(10月31日)、死者が「あの世」から「この世」にやって来ます。ハロウィンは そういう夜なので、お化けがテーマです。

アメリカでの 一般的なハロウィンの行事は、子供たちが お化けに仮装し、家々の玄関を訪れ「Trick or Treat」と聞きます。イタズラ(Trick)されたくなければ お菓子(Treat)をちょうだい、という意味です。普通はイタズラされたくないので、お菓子をあげます。ちなみに伝統的なイタズラは「生卵を玄関のドアに ぶつける」という 悪質なものです。

ドイツの ハロウィン

ということで、「ドイツのハロウィンは、さぞ盛り上がるのだろう」と思われるかもしれませんが、盛り上がりません。 たぶん 日本と一緒です。若者だけが 変な仮装をして 盛り上がっていると思われます。 私はオジサンですので、そういう時に街に行ったことがありません。 また、普通は Trick or Treat もありません。

去年まではドイツ人が多く住む地域に住んでいたので、ごくまれに Trick or Treat に来る子供たちが来ましたが、ほとんど無関係でした。 しかし、今年の初めに引っ越した地域は、キリスト教徒の(ドイツ人から見た)外人が多く住むエリア。なんと Trick or Treat があるのです。娘がいるので 参加せざるを得ません。

お菓子の準備

隣人に聞いたところ、「去年は十分用意していたつもりだったが、7時半くらいに お菓子が全部なくなったので、電気を消してドアを閉じていた」と。つまり、居留守です。

そういうことでお菓子を買い出しに行きました。 買ったお菓子は下の写真の10袋です。

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ドイツの軽減税率

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その買い物のレシートが上図。黄色でハイライトしているものが お菓子です。お菓子代の合計は19.3ユーロ(約2500円)でした。

ここで、ドイツの軽減税率について説明します。水色でハイライトしているのは ワインですが、その行の右端に「B」と記されています。これは標準の消費税率「19%」が適用されることを示しています。一方、その他の項目は右端が「A」であり、これらは食料品などで「軽減税率」の「7%」が適用されることを表しています。

「軽減税率」や「定率減税」について、NPを読んで勉強になりました。 これまでドイツで実施している軽減税率が良いと思っており「日本も軽減税率を導入すべし」と考えていましたが、どうやら軽減税率はポピュリズムのようですね。 実際はイマイチ理解できてないのですが、自分が間違っている可能性が大だということは分かりました。

なお、赤丸で囲ってある「Kaki」は、日本で言う「柿」です。 ついでに書いておくと、ドイツで売っているカボチャの名前に「Hokkaido」というのがあります。ウソっぽいけど本当です。

ハロウィン開始

さて、お菓子の用意も終わって ハロウィンの開始です。娘と妻は Trick or Treat をするために、他の家を周りに行きましたが、私は 我が家に来た子供たちに お菓子をあげるため 待機です。

薄暗くなった6時頃から、次々に子供たちが来ました。仮装は様々で、こっちもビビるようなお化けもいれば、かわいいお化けもいます。ほとんどの子は顔にペインティングしています。初めは気前よく3、4個ずつあげていましたが、ドンドン減って無くなりそうになり、最終的には1個ずつにしてしまいました。

妻と娘が帰宅

7時過ぎに妻と娘が帰ってきました。獲得してきたお菓子は以下。聞くところによるとお菓子をあげる側(つまり、私の立場)も仮装している人が多かったそうです。ある家では、すごい怖い仮装をした人が刀を持っていたので逃げてしまい、結局お菓子をもらえなかったらしい。ひどい話です。その後、娘が玄関でお菓子をあげる役割を担当したので、私はお役御免です。

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ハロウィンが終わって

8時頃になり我が家は終了です。最後の方は1個ずつにしたので、お菓子は無くならずに済みました。

翌朝、道を歩いていると、いくつか割れた生卵が落ちていました。武装したお化けがいたのかもしれません。 以上、ドイツからのレポートでした。 駄文を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 ご意見/ご感想/ご質問などはNPのコメント欄にご記入ください。

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kato

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